バナナはグランドに投げないで下さい。


 世界のスポーツメーカーの巨人になるべく、フットボール(サッカー)界にもその勢力を伸ばしつつある、ナイキ(バナナマーク)は、英国の象徴と言うべく、スポーツメーカー、アンブロ(カンバのユニを提供している)を買収したと先程発表した。アンブロを子会社にすることによって、英国のフットボール界は、ナイキの支配の手に移った訳である。そして、熾烈な陣取り合戦を行っている、ドイツのメーカー、アディダス(三本線)に対して、一歩リードしたと言うことか?この再編は、スポーツ界において2大メーカーの独占が益々加速することを意味すると共に、嫌な世界と、デザインが蔓延ることを危惧する、昨今である。(笑)

 アンブロのロゴは保護され、傘下に入るが、独立した経営方針を打ち出した。昨今のユーロ予選での、イングランド代表の散々たる、プレーは、彼等の大きな資金源だった、代表ユニの売り上げを直撃し、この買収も実現しないのでは?と言われていたが、三匹の獅子がユーロに行かないのであれば、ナイキのこの老舗を買収した、旨みは殆どないと言っても良いのでは?と思ってしまう。イングランド代表を取り巻く環境は、莫大な金が動く、他の代表チームとは、特殊な存在だけに、この一件にも大きな影響をもたらすだろう。