Web 2.0

 Web 2.0って言う、ネットの新しい接し方と言える概念は、私的財産を危険にさらす可能性が私的されて、久しいが。この概念は、情報の共有と言う、理想的な考え方から生まれた物で、ガチガチに情報と言うある意味甘みのあるソースに、大金をかけてビジネスをやってきた、大型メディアには、昨今脅威であるようだ。これは、大型メディア指導でやって来た、情報の操作を、受け手の私達に開放された、ある意味、情報の自由化なのであって、私としては賛成なのだが、開放された情報のダムの水を、また、下でダムを建設して、食止め様としている、大型メディアの昨今の、買収劇は、あくまでも、利権で生きていきたい彼らの脅威と、苦肉の策的な、悲壮感が見え隠れする。

 ルパード・マードックは、Myspaceを自分の巨大メディアの一つにした。GoogleはYoutubeを破格の値段で買収した。しかし、一度流れ出した情報の滝は、食い止めることは容易ではない。当然、これまで、大型メディアが誘導してくれた、世間の常識、支流は、自分達の、メディアリテラシーに委ねられる。其の意味でも、個人の情報の消化能力が試されることになる。ある意味、厄介で、疲れる作業だ。果たして、今後の展開はどうなるのか? 

 MTVなどを持つ、Viacomは、Youtubeで、彼等が流している(結局、彼等も、垂れ流すだけで、何も努力してこなかった)PVを無断でアップロードしていると、YT側に訴訟を起こす構えだ。しかし、彼らは、PVを流すプラットフォームだけ提供して、後は、レコード会社任せ。要は、Youtubeなどの新しいインフラ(プラットフォーム)には、滅法弱い。その一方、英国国営放送(BBC)は、Youtubeに、彼らのチャンネルを作って、積極的に参加しているのは、ある意味、彼らのコンテンツに自信があるのと、半国営放送と言う性質上、ある程度、Web 2.0には、共感できる物があると考えられるのだが。