サッカーという名の神様

サッカーという名の神様 (生活人新書)

サッカーという名の神様 (生活人新書)


WCドイツ大会を観てる。相変わらず、イングランドサポは愉快だ。あれをフーリガンとして扱うなら、それは、英国の男性皆総フーリガン化とでも言う必要に駆られる可能性が生まれる。(笑)巨大な組織になると、それはそれで、ただ、強いチームが勝利すると言う、完全な実力主義と違ってくるのは、どこの社会でも同じだ。今回の大会も、ある意味その種の思惑が多分に感じられる。書店にたまたまいって、何気なく文庫本のコーナーに行ったら、こんな本が目に入った。少し読んでから購入することにする。巷に溢れる、WCフィーバーで即席に作られた、本の数々とは少し違う感じがする。あの手の本は、フットボールと言う宗教的な要素が殆んど感じ取れない。ある種、戦術があれこれとか、どうでも良い物で、そんなものがあるからといって、決してジュールリメ杯は手に入れられない。フットボールには、人間臭さが必要なんだよと言ってる数少ない本だと思う。最近のFIFAは、綺麗な大会にしたいらしい。其れは其れで良いが、他のスポーツでして欲しい。私達のフットボールは、そんなものじゃないのだから